結婚式場をゲスト側しか言えないポイントでレビューしてみようと思った話

ふと思いました。ゲスト目線での結婚式場のレビューって少なくないですか？。ちゃんと調べたことないけど。

呼んでもらった結婚式に良し悪しつけるなんて、超絶失礼なことですもんね、建前的に。少ないはずです。

でも、結婚式を挙げる予定の人にとって、式場選びの際に、ゲストにどう思われるかって重要な要素だと思うんです。食事が美味しかった、とか、お洒落な会場で雰囲気も良かった、とか、スタッフが細かいところまで気を配って対応してくれた、とか思ってもらえるかどうかって。

良い結婚式だったかどうかは結局、新郎新婦が練りに練ったコンテンツが良かったかどうか、だと思いますけど、それにコメントするなんて万死に値します。さっきも言った通り、これは超絶失礼。呼んでもらった結婚式は、皆等しく最高の結婚式です。

けど、それ以外の、式場＝業者由来による結婚式の成否みたいなところは、正直にレビューしてもいいんじゃないかと思ったんです。

自分の結婚式、妻ととても頑張りました。８割は妻の頑張りですが。。

ホテルでも式場でもない場所を借りて、業者さんと文字通りゼロから作り上げた結婚式でした。参列してくれた友人からは３年経った今でも、良い結婚式でよく覚えてる、と言ってもらえる、自分達にとっても最高の結婚式にできたと思ってます。それは自分達の頑張りのおかげだけでなく、業者の方達のお洒落なアイデアやそれを実現してくれる力があったこそだからです。感謝しきれません。

逆に考えてみると、業者が良かった→ゲストが良い結婚式だと思ってくれた→自分達も今でも満足できている。ってことだと思います。

その一方で、式本番、打ち合わせしきれなかった範囲をもう少し、あんな形でカバーして欲しかった、といったことが幾らかあったのも事実です。とても些細なことでしたが、あれがなければ or あれがあれば、もっともっと最高の１日だったなぁ、という。

式本番までの対応がいくら良くても、式自体をうまく進行してくれたりとか、こちらの想像しているホスピタリティを最大限発揮してくれるかって、当日にならないとわかりません。（私たちの場合は、式までの対応も良かったし、うまく進行してくれたし、ホスピタリティも想像以上でしたよ。）

でも当日に不満が出たって、大事な日にそんなことは言いたくない、言えない、多少は飲み込んでハッピーな日にしなきゃいけない。そして式が終われば、そんなちっちゃいことは忘れて、楽しかったことだけを思い出して最高の１日を振り返ろう！となるんですね。

結婚式業界って、そこがズルいなと思ってます。「幸せな日を作り上げる」っていう理念に守られて、サービス業の中ではクレーム数って圧倒的に少ないんじゃないかな。これもソースないですけど。

しかも、リピートを期待するサービスじゃないから、クレームあっても言う意味がありません。見えない不満によって次の利益機会を逃すことがないんです。それもズルい。

そんな思いを薄っすら持ちながら、20代後半の結婚式ラッシュでたくさんの式に参列させてもらっているなかで、冒頭の話が思い浮かびました。

当事者達が式当日や後日に、業者に向けて言えないことを参列者の立場で発信したら、これから式場選びを始める人達のためになるんではなかろうか。

式場の基本スペックだけを、良かったところもダメだったところもゲスト目線で正直にレビューしてみたら、式当日に主役達が残念に思うことは減るんじゃなかろうか。

ということで、これまで参列させてもらった式の会場について、その会場のことだけをああだこうだ書いていきたいと思いました。

呼んでくれた大事な友人へのリスペクトと、プライバシーを守ることが第１なので、結婚式の内容には一切触れません。主役達の手配が及ばない、結婚業者としてのスペック部分だけです。

具体的には、下記の項目を考えました。

◎食事の質（メニュー内容や量は書かない）

◎会場の建物としての綺麗さ、雰囲気（装飾は書かない）

◎スタッフの対応

・クロークの利便性

・眺望の有無

・アクセスしやすさ

・音響、照明といった設備

◎が、当日に参列者側じゃないと感じられないところ。・が、新郎新婦の事前の下見でもわかりそうなところ。他にもありそうだけど、書いていくうちに思いつくことでしょう。

式場、業者の良し悪しって、結局は費用に跳ね返ってくるんでしょうが、そうじゃない。

細かい部分でゲストに気を配れる業者かどうかという観点でレビューを書くことで、これから結婚式を迎える人が当日、業者に対してガッカリしないで済む助けになっていってほしいと思います。

では、肝心のレビューは次回から。