スーツ沼にはまった理由
今年で社会人6年目なんですが、
スーツを本格的に着用するようになったのは、4年目からでした。
1年目 スーツのことなど何も知らない。
リクルートスーツに毛が生えた品を、わけもわからず買い揃える。
2年目 地方の現場に出る。スーツを着る機会がゼロに。
3年目 変わらず現場。地方勤務。
4年目 東京へ異動。客先での打合せが多い部署に。
東京へ戻ってからはスーツを着る機会が増え、今に至ります。
1年目からもう少し勉強して、有意義な買いものをしておくべきだったなぁと、
今となっては後悔しています。
新卒が着られるスーツの種類なんて、相当限られてますが、
それだけにベーシックなアイテムはこの時に揃えておくべきでした。
4年目からの勤務地は、銀座でした。
大人のお洒落の中心地ですよね。
メンズドレスショップの多くも、本店を構えてます。
老舗のテーラーなんかは、「GINZA ~屋」とか多いですもんね。
自身がスーツを着る機会が増えただけでなく、
さらりとジャケットを着こなす御仁を普段から見かけていれば、
自然に興味が湧いてくるものです。
最初のうちは、
何から買い足していけばいいのか見当がつかず、
ツープライスの横綱、スーツカンパニーへよく通っていました。
ここも、銀座が本店なんですね。
銀座店、売り場の面積もかなり広いので、結構楽しいですよ。
店員さんも、他店舗よりセンスがあって、着こなしの参考になる人が多いと思います。
そんななか、
周囲の知人の結婚式ラッシュがやって来ます。
チーフを挿して、
ネクタイと色合わせなんかしてみたり。
華やかな場はもともと大好きな私。
そんな場で着飾ることの楽しみを覚え始めていきます。
そこから、
ネット上の記事を読み漁る日々が始まりました。
Elements of Style Beams中村氏
たか太郎ブログ たか太郎氏
サラリーマンのファッションを考える Shichilie氏
Sarto Column をさない氏
その他、様々なショップのオフィシャルブログ、、、
これらを通して学んだのは、
ドレススタイルの、一定の論理のうえで実践するお洒落、でした。
感覚的に組み立てるカジュアル服と違い、
歴史から、ディテールやセオリーを学び、
論理的な着こなしに落とし込むドレス服の楽しさ、
「お洒落には必ず理由がある」ということを考えるようになると、
普段のスーツスタイルがさらに楽しいものになっていきました。
そうなると、
周囲からの見られ方も変わってくるものです。
またそれが楽しくなり、どんどんと収入に見合わないこの趣味にはまっていくのでした。。。